プロポリス(蜂やに)
最近、医治用に蜂やにの効果が判り研究が進められています。
”プロポリス”とはギリシャ語で、「敵を防ぐ城壁」を意味します。
晩秋から落葉植物が、春にひらく新芽を保護するためにヤニ様の物質でくるむのも、果物は薄い皮を剥けば直ちに腐敗する、その皮もプロポリスといえます。
ミツバチの幼虫が薄い蝋壁だけでカビは勿論、病菌に冒されない、その蝋壁、また巣箱内の金網や上桟に付着する蜂やにが注目されています。

プロポリスの薬効
昔のギリシャ人は蜂ヤニを噛んで淋病を治したと伝えられています。鼻、口腔、泌尿器などの細菌による病気に著しい効果があり、学者の研究では220例に対して214例の良い結果が出たという。とくに大腸炎、カタル性結膜炎、眼の感染病、泌尿器系の感染病、リウマチ、上顎洞炎、喉頭炎、胃カタル、ガン、気管支炎などに試みて効果が認められています。
チューイングガムのように噛むと刺激性やニガ味が出ます。カスになるまで噛んで下さい。
煎じて飲むのも良いでしょう。アメリカのジャーピス先生はモミの木の新鮮なヤニを噛めばノドの痛みは一回で治るという。