イタチハギの花粉
花粉
植物の種族繁栄手段として花粉は神秘的な生命力に満ちています。
ミツバチが足に付けて運ぶ一粒には何百万ヶもの精子があり、その中の一ヶがメシベに到達して新しい生命が誕生します。メシベにいたるには、自分の一万倍もの花粉管を延ばして目的を達する。
植物のセックス行為と言えます。
ミツバチの生命源
成蜂になるには自分の体重(0.1g)と同じ量の花粉を食べなければ健康体になれない。不足すれば不具廃疾で早死する。

巣内に貯えられた花粉

ローヤルゼリーの母体
ミツバチは花粉を食べてローヤルゼリーを分泌する。
その成分は大体同じである。

主な成分
カルシウム、リン、カリウム、鉄、マグネシウム、ナトリウム、ルチン、ビタミンA、C、D、E、B1,B2、パントテン_、ニコチン_葉_、アミノ_は20%も含有する。蛋白質は20〜30%、脂肪は1.5〜3%。
糖質約30%など。短期間で著しい成長促進の要素がバランスよく揃っている。

自然の抗生物質
花粉中の抗生物質(抗ウイルス性)はチフス菌、サルモネラ菌、大腸菌などを発生させない。体内毒素の排泄作用が顕著である。
集団中毒の発生に花粉常食者は罹病せず健康体だったという。
公害の禍中にある、われわれは適切な防衛として理想的な花粉を食べるべきである。